『魔女の夜』
話としては面白いんだよね、これは。
女優とマネージャーとして、女同士としての心理攻防戦。
30分の短編台詞劇としてやったら無茶苦茶面白かったと思う。
一時間にしたことで間延びしちゃって、緊迫感に欠けるんだよね。
いい女優二人揃えたのにもったいない。。
山口さんと明星さん、役はきっちり掴んでるし
ちゃんと演ってるだけにね。
あ~もったいない。
『海へ』
こっちもね、テーマとしては悪くない。。
しかし欠点は『魔女の夜』の比じゃない。
まずタイトルが意味不明。
どう考えてもタイトルの意味がわからん。
下ネタはまあいいよ。
意味がわからん。
ち〇毛はなんか意味あったの?
AVの喘ぎ声を客が延々聞かされた意味は何?
こんな夜にデリヘル嬢呼ぶのかあんたたちは。。
みたいな。
書いてたら思い出してムカついてくるぐらい、わけわからん。
こういう重いテーマなのに下ネタで笑わせる俺カッコイイ!
とか思ってんじゃないだろうなと勘ぐってしまう。。
良かったのはラスト、
金子が十万円じゃなくAVのDVDを持ち帰ったことくらい。
出演者では入江さんと酎吉さんが手堅い。
ホンでイライラするんで、入江さんと酎吉さんでイライラ緩和。
いい企画だと思う。
カラーの違う作品を4本も観られるわけだしね。
ただ作家の出来不出来もあらわになってしまうってことね。
出来上がってる作家にはいいけど
発展途上の作家には酷な企画でもあると。。