こまつ座っぽくないと心配してた
川平慈英さんも
当て書きのおかげですっかり馴染んでたし、
舞台初めて？の
浅野ゆう子さんも違和感なかったし。
戦後すぐのNHKのラジオ放送局内の一室が舞台。
これは井上作品にはありがちな設定ですな。
築地小劇場とか東京宝塚劇場とかも
井上作品には頻繁に出てくるキーワード。。。
他にも尋ね人の番組やってるとか
なんちゃら村の村長選挙とか
記憶を失った青年が現れるとか
陸軍中野学校だの、GHQだの、CIEだの
モロモロいろんなエピソードが出てくるのに
話が上手くまとまってるのがすごいわ、やっぱ。
元アナウンサー、脚本班分室長の京子さんを演じた浅野さん。
舞台栄えする容姿はさすがです。
演技的にはキャリアウーマンぶってるとこより
ジェイさん演じる太郎さんをなぐさめるとことか
上官に逆らって自殺した特攻兵だった弟の話をしてるとこの方が
情感あってよかったかな～。。。
CIE派遣のラジオ班主任の日系二世：フランク馬場の
佐々木蔵之介さん。
舞台経験豊富な人ですから安心。
めちゃめちゃいい人で正義感もあってオトコマエで。
上手いな～
どうでもいいけど、パンフの写真が実物よりイケメン。。。
ジェイさん、持ち味活かせる役書いてもらえたな～
身軽だったりタップ踊ったり。。。
「私はだれでしょう」はジェイさんの演じた太郎さんのことだけど
登場人物全員のことでもあるし
観てる人みんなのことでもある。。。
脚本班分室員で京子さんと同期の三枝子さんに
梅沢昌代さん。
ただただ素晴らしい。上手すぎる！
同じく分室員の圭子ちゃんは
前田亜季ちゃん。
声が笹本玲奈ちゃんと似てる。。。歌声も。。。
さすが子役上がり、芝居はしっかりしてます。
ミュージカルやればいいのに。。
脚本班と同じ部屋にある放送用語調査室主任の
大鷹明良さん。
ちょっと強面なのでテレビとかだと冷酷なイメージあるけど
こういうほんわか系の方が合うのかも。。。
「ウィンズロウ・ボーイ」の弁護士はイマイチだったしな～
「兄おとうと」といい、案外こまつ座はわかってるのかな…
NHK従業員組合書記の
北村有起哉さん。
上手い。上手いけどなぜか今回は印象が薄い。。。
この役は書き込みが中途半端な気がする。。。
この芝居観てて中トロの寿司とステーキが食べたくなったのは
私だけではあるまい。。。
Ball Clock BK 
