一見ややこしく感じる芝居だけど一行で表現もできそう。
「20年をかけた壮大な復讐劇」
串田和美さんはダミ声だけど
ヘンリー四世には合ってたね。
ラストの表情と立ち姿、そして台詞はゾクゾクした。
後ろで腰抜かす
櫻井章喜さん演じるランドルフの気持ちがよくわかる。。
秋山菜津子さんの気が強くてセレブなマティルダ、
白井さんの腹黒ジェントルマンのベルクレディ、
千葉哲也さんの真面目なだけじゃない医者。
この四人のバランスと位置取りが絶妙な上に
甥と婚約者、雇われた若者たちとジョバンニ、
このカンパニーの無駄のなさというか隙のなさというか。
遊びやゆとりはあっても無駄がない。
こういう芝居にはなかなかお目にかかれないんじゃないかなぁ。
すごくいい舞台。
すごく面白かった!
新しく雇われてきた若者を演じてた
反田孝幸くんは
子役時代からよくテレビで見てたけど
いつの間にか文学座座員になってて驚いた。
声が井上芳雄くんや数年前の長谷川博己くんに似てた。。
それと「カノッサの屈辱」
昔、今はなき仲谷昇さんがやってた番組のタイトルもこれ。
この意味を今日初めて知りました。
ひとつおりこうさんになった。。