麗奈ちゃんって初舞台?
まわりが達者過ぎるんで
ちょっと頼りない部分もあったけど(泣き崩れるとことかね)
初舞台にしちゃ上出来でしょ。
円形劇場では後ろ向いた時に声が聞こえるかどうかが
ポイントの一つになると思うけど
ちゃんと聞こえたから発声はちゃんとしてるみたいだし。
んで、まあ顔が小っちぇぇ~~~
身体は細いし腰の位置は高いし。。
ま、ラストは年齢的に無理があるけどさ~
それはご愛嬌ってことで。
お姑さんの
根岸季衣さんとお母さんの
阿知波悟美さんはすごいね。。
昭和によくいた肝の据わったお母さんたちになってる。
二人の対決は迫力もあり可愛げもあり。。
あの時ちゃぶ台の上にあった舟和の芋ようかんが気になって気になって。。
その後食ってんだもん。。おいしそうだった。。
右半身麻痺でリハビリ中のお父さんの
山口良一さんも上手いなぁ。
縁側にちんまり座ってる姿に哀愁が。。
八十ちんはやり手の不動産屋。
宮地さんはその奥さん。
八十ちんには愛人までいたりする。
意外なことに結構ハマってる。
奥さんはすっとぼけた愛人の存在も名前も知ってて。
チクッと嫌味言ったりね。
夫を陰で「うすらハゲ」よばわりしたりね。。(笑)
それでも上品な奥様に見えました。。
村瀬先生のラッパ屋
弘中麻紀さんも
なんというか、間のはずし方が上手いんだよね。
はずし方っていうと変だけど。
姑と嫁の微妙な空気の中でフッと間をはずすのよ。。
もっと的確な表現あるかもしれないけど。。
まあとにかく上手いって事です。。
出演者全員の息がぴったし合ってるのが伝わってくる。
いわゆる幸せな舞台ってヤツですな。
めっちゃおすすめですよん。
麗奈ちゃんは初舞台で作品にもまわりにも恵まれたよね。
個人的には、麗奈ちゃんは同郷なので
頑張ってもらいたいと思ってるわけで。
映画ではもうかなりのキャリアを積んでるけど
演劇界でこういうスタートを切れたのは
まことに喜ばしいと思っておるわけです。
追記。
カメラが入るって事だったので
どこのカメラか聞いたところ、
シアターテレビジョンだそうで。
そのうち放送されるかもです。