面白かった!
けどね。
後ろの席から漏れ聞こえてきたところによると
話があちこち飛びすぎてようわからん・・・
という感想の人もいるらしい。。
んー。。
この感想も理解できなくもない。
1979⇒1939⇒1959⇒1979・・・・・・・と年代も飛ぶし、
浜松⇒上海⇒京都・・・・・・と場所も飛ぶ。
さっきまで上海だったのに
何の脈絡もなくいきなり京都の映画の撮影所が出てきたら
「へ???」となるのも無理はない。
まあ、なぜ20年後の撮影所なのかは
二幕で明らかにはなるわけですが。
一幕終わっての休憩で
「わけわからん」との感想はしゃーないわな。。
まあ、私は飛び飛びも含めて面白かったからいいけど。
印象に残った人は。。
まず
奥田達士さん。
あの甘粕正彦と辻本老人の二役でしたが。
甘粕さんもよかったけど、
辻本老人が実に上手い。
人当たりは良さそうだけど万引き常習のじいちゃん。
最初は誰がやってるのかわかんなかった。
すげー上手かった。
岡森諦さんのじいちゃんと
林英世さんのばあちゃんもよかったなぁ。
あとやっぱり慢太郎さんね。
国の命令で阿片の売買やってる裏組織の人。
こういうのやらせたら異常に上手いわ。。
浜松に年老いて現れた慢太郎さんには大ウケ。
若い時はあんなにオトコマエだったのに
帽子取ったらハゲてるし。。
しかも「カトちゃんぺ」みたいだし。。
緑子姉さんは意外にばあちゃんになってからのほうがいいかも。
ちょっと偏屈で変わり者のばあちゃん。
あれ。。
みんなじいちゃんばあちゃんのほうが印象に残ってる。。。
キャプテン三上はやたらいい人で。。
んで途中で死んじゃうし。。。
なんかかわいそうな役だった。。。
ちょっと物足りなかったなぁ。。。
アフターイベントね。。
参加する気満々で行ったんだけど。。。
恒例の大演奏会の後に
マキノさんがアフターイベントに何をやるかと
ゲストが来てる事を教えてくれて。。
そのゲストの一人が苦手な人で。。
何が苦手かわかんないけど。。
生理的に苦手なんだと思うけど。。
参加をやめました。。。
マキノさんと役者さんたちでよかったのに。。。
あ~あ。。。
追記。。
肝心なことを書くの忘れてた。。
ラストね。
三人が始めて出会った路地裏のケンカ~留置所のくだりね。
セピア色の中で講談師の名調子に合わせての動き。
無声映画へのオマージュみたいで。
あれは名演出だと思う。