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ぴら

Author:ぴら

辛口多し。。。ごめんね。。

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§ 父と暮せば 
[20080619]
父と暮せば

父と暮せば

何度も上演されてるけど、観るのははじめて。
珍しく歌わないんだね。。。
口ずさむ程度の歌はあるけど。
それにめっさ短いし。

短いわりに、なぜかちょっと間延びするとこもあるんだけど
いい作品ではあると思う。

原爆投下から三年後のヒロシマ。

あらすじは。。。

昭和20年8月6日午前8時15分。
突如頭上に炸裂した一発の閃光が人々の運命を襲った。
広島を「ヒロシマ」に変え、父と娘の未来を変えた。
人類史上初の原爆が投下されてから3年後の広島。
図書館に勤める美津江は、愛する者たちを一瞬の閃光で失い、
自分が生き残ったことへの負い目に苦しみながら、
息を殺すようにひっそりと暮している。
その彼女の前に、ある日ひとりの青年が現れた。
原爆の資料集めに情熱を注ぐ木下青年に好意を示され、
美津江も一目で彼に魅かれていく。
「うちはしあわせになってはいけんのじゃ。」
自分は人を好きになったりしてはいけない。
幸せなど望んでいない…。
美津江はそんな自分の恋心を押さえつけ、黙殺しようと必死である。
美津江が恋に目覚めたとき、父の竹造(亡霊)が現れる。
頑なに恋心を否定し、幸せの一歩手前で躊躇する美津江に、
父の竹造は自ら「美津江の恋の応援団長」を名乗る。
なだめ、すかし、励まし、ありとあらゆる方法で
何とか娘・美津江の心を開かせようとするのだが…。


実はこれ、映画Ver.のHPからお借りしてきたもんです。。
こまつ座HPのじゃあらすじわからんでしょ。。

舞台では木下さんはおとったんと娘の会話でしか出てこない。

井上さん得意の広島原爆がらみの話です。。


 
ただし説教くさくはない。

美津江が何を苦しみ、どうやって前に進んでいくか。
昭和二十三年の広島にいたかもしれない一人の女性の
心の闇と心の変遷を描いてるだけだから。

二人きりで20年間暮らしてきた父と娘。

父は娘を心配しながら死んでいった。
娘は父や友達の死にうしろめたさを感じて暮らしている。。

どっちも優しいなぁ。。。

辻萬長さんのおとったんが娘のために一生懸命でねぇ。。
幽霊なのに明るいし元気だし。
料理までするし。。風呂まで沸かすし。。
死ぬのは無念だっただろうけど
娘には幸せになってもらいたいってのがビンビン伝わってくる。

美津江の栗田桃子さんもいいねぇ。。
紙屋町さくらホテルの時もよかったもんねぇ。。
最近知ったけど、蟹江敬三さんのお嬢さんだそうな。
今日気づいたけど、案外ハスキー声。
それとも喉痛めてたのかな。。。
友達とその母親との出来事の話、
おとったんに対して何故うしろめたく感じてたのか。
迫真の演技にちとうるっときた。。
泣いてる人いっぱいいたよ。。

なんかね。
秋葉原の事件の時、携帯のカメラ向けてたとか
笑いながら携帯で誰かに報告してたとか。。
そんなことしてた人たちに観せたいなーと思った。。
傍観してるのはまだいい。
救命処置なんてとっさに出来ないもんだもん。
犯人追っかけろなんて言わない。
刃物持ってんだから警察に任せていい。
でも携帯はないでしょ。。。


話それます。
私的な話満載なんで飛ばしていいです~

私は原爆も戦争も知らない。
物心ついた頃には平和ボケした日本だった。

でも被爆地にはみょうに縁がある。
長崎にも広島にも約3年間住んだことがある。
特に多感な時期を過ごした長崎には
たくさんの思い出と愛着がある。

長崎では寮生活をしていて
その寮監のおばあちゃん先生は原爆を経験してた。
3年間で2回、原爆が落とされた時の話を聞いたことがある。

英語の授業中にK先生が急に
「みんな、あの鐘のことは知ってる?」
と私たちに聞いてきたことがある。
福岡人の私は知らなかったけど
学校の近くにあった平和公園では
原爆が落とされた11時2分に鐘を毎日鳴らすんだそうです。

亡くなった人たちへの追悼は義務じゃない。

でも。。。
せめて年に2回。
原爆記念日くらいはちょっとでいいから
原爆の日であることを認識したい。
忘れないでほしい。。。
と思ったのであります。。。

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2008-06-19(Thu) 00:20 | 観劇 | ストレートプレイ | CM(0) | TB(0) | 編集 |

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