まず熟女仲良し三人組の設定が面白い。
熟年離婚した多佳子(松金さん)は八百屋に今夜12時に死ぬとお告げを受けてる。
独身の邦江(岡本さん)は長年愛人だった男が死んで、今夜がお通夜。
真知子(田岡さん)は午後から姪の結婚式で歌う予定。
明暗がはっきりしてるんだけど、
女優さんたちの素のキャラの影響なのか、
死ぬだのお通夜だのが重苦しくない。
ここにふとん圧縮袋のセールスマン(
加納幸和さん)、
多佳子と同じお告げをされた宅配便の運転手(
井之上隆志さん)、
かつての憧れの君の息子(
佐藤二朗さん)が現れて…
よく考えたら、ちょっと無理のある男性陣の登場だったかな~
でも脚本の
鈴木聡さんの的確な当書きと、
キャスト陣の熱演で納得させられちゃった^^;
セールスマンと運転手のハンドルネームが男爵とカッパって…
ピッタリじゃん^^
ブログネタはブロガーとしてはちょっと照れくさかったな~
聡さんのホンは台詞で笑わせるより、間で笑わせるって感じなのかな。
20年も続いたる・ばるメンバーだからできた作品かも。。。
役者さんたちがみんな上手くって、個性豊かで。
バラバラの個性の役者さんたちを上手くまとめた
鈴木裕美さんもすげ~
笑ってじーんとしてホッとして。
あっという間の2時間10分でした。

開演前、ちょっといい光景を目撃しました。
劇場のスタッフさんか、る・ばるの関係者さんか…
ちょっとした客への気遣いは他人事でも嬉しいもんです。