大衆演劇の一座の座長夫人と若手人気役者が駆け落ち。
ほとんどの座員は若手人気役者の劇団旗揚げに加担。
残された座長と座員たちはいかに。。。
てな話なんだけどね。
去年暮れからこんな感じの舞台観てんだよね。。
座長夫人と若手役者がデキちゃったのなんのは
『恋する妊婦』
残された座長たちが
新たに素人役者引き入れて
ドタバタ稽古するのは
『恐れを知らぬ川上音二郎一座』
パクったとは言わないよ。
どっちが先に企画されたかわかんないもんね。
たまたまなんだろうけどさ。
たださ。
・・・・先にやったもん勝ちだよね。。
こんなん観たよ、まんまじゃん。。
と思うのはしょうがない。。
それでも笑えたのは
出演者たちの演技と間がよかったから。
特に謎のサラリーマン山崎の
平野勲人さんと
座員のオネエ、さとしの
瞳ひろしさん、
一座の新米照明係、テルちゃんの
中丸シオンさん。
この三人の演技がこの芝居を支えたといってもいいくらい。
口跡の良さ、間の良さ、台詞のない時の表情と動き。
どれをとっても完璧。
いい役者ってのはいるところにはいるもんだぁね。
座長夫妻は
井田國彦さん&
風花舞さん。
大衆演劇の座長っての、あんま知らないけど
どっか人を引きつけるもんがあるんだろう・・とは思う。
井田さんはカリスマ性はないけど
なんとなくほっとけない感じを出してたんで
そこんとこ座長らしいっちゃらしかった。
座長夫人・・・籍はまだ入ってないけど、とにかく奥さんで看板女優。
風花さんの麗子さんのほうが座長よりカリスマ性がある。
座員も麗子さんの言う事のほうが聞きそうだ。。
悪くないけど、もう気持ち、可愛げあったほうがいいかも。。
むかーし久世さんとやってたピスタッシュみたいな、
あれよりちょっと大人の女のイメージで。
そのほうがラストに説得力が出ると思う。。
他に気になる人。
タニマチの若社長、
小田井涼平さん。
ホモの若社長もいいけど
劇中劇の台詞回しに感心。
人気若手役者の
門戸竜治さん。
女形、めちゃめちゃキレイ。
芝居はちと弱いけど。。
あ。
あと
石川よしひろさんに芝居やらせちゃいかんよ。。
そこだけ空気が動かなくなるもん。。