ただね。。
これ、原作知らなくても
二幕頭で結末見えちゃったね。。。
んで、活字が舞台として現実に目に見えると
やっぱりいろいろアラが顔を出す。
過去を強引に変えて二人が幸せになりましたでいいのか。。
あれじゃあんまり純子さんが可哀想だろー。。
投資で儲けるのと競馬で儲けるの。
どっちも同じで卑怯だろー
etc・・・・・
特に二幕はやっぱりご都合主義になってまうわな。。
そこらへん、目をつぶるには
全体的にちっとばっかし雑なのね。。
時間のすっ飛ばし方は
成井さんらしいっちゃらしいけど
9年前と少しも変わらん手法で
なんか笑ってしまったし。。
まあ、上川さんと坂口さんの安定感と
客演の西山繭子さんがかなりキャラメルワールドに馴染んでたんで
雑なやり方も、ま・・いっかで済ませられんこともないけど。
若手役者たちはそんなにキャラメル発声になってないのね。
中堅岡内さんのほうが吐き出す発声が時々顔を出す。
成井さんの指導法が変わったのかいな。。
だいぶ前にテレビのインタビューで
成井さんが役者に学校のテストみたいなことをしてる
と言ってた覚えがあるんだけど。
たしか点数つけるみたいなことも言ってた。
その時のインタビュアーは鈴木裕美さん。
裕美さんが
”そんなことしてんの?”
みたいに不思議な顔して聞いてたのが印象に残ってる。
成井さんは教師やってた人だからねぇ。。
公務員的なところがあったのかもね。。
若手が案外柔軟に芝居してたところを見ると
キャラメルも変わったのかもしれない。。
立回りが段取り丸出しなとこは変わってないけどね。。。