まず主役カリギュラの
小栗旬くんに問題があったと思う。
早口になると何言ってるかわからん。
笑い方もなぁ。。
バリエーションもなけりゃ凄みも重みもない。
カリギュラが何をどうしたいからこうなったのか、
まったく伝わってこなかった。
ワタシは小栗くんはこれからの人だと思ってる。
人気があるのは置いといて。
役者としてどんどんデカくなっていく資質をいやってほど持ってる人だと思う。
だからもっと大事に育てるべきだと思うわけよ。
カリギュラのように心理描写の細かさを求められる台詞劇は
まだ早いんじゃないかなぁ。。。
蜷川さん以外の演出家とも仕事したほうがいいと思うし。
昔、まだこんなに人気がなかった頃
小栗くんがテレフォンショッキングに出た時。
「僕、ミュージカルやってみたいんです」
と言ってたのを覚えてる。
タモリさん「歌自信あるの?」
小栗くん「いえ、苦手なんですけどね」
ミュージカルでも何でもいいから
今の自分に合うものなら何でもやってみればいいと。。
歌が苦手でもミュージカルやればいいんだよ。
今の小栗くんに合うミュージカル、けっこうあるよ。。
まあ。。忙しすぎてじっくり取り組むなんて無理なのかもしれないけど。。。
ストレートプレイでもいろんな演出家と組むのはいいことだと思う。
そのうえで、5年後とか10年後にやるカリギュラだったらなぁ…
と帰りの電車の中で考えてた。。。
カテコで小栗くんと並ぶ他の4人は達者だね。
若村麻由美さんと
横田栄司さんは
もともと安心してたし、期待どおりという感じ。
勝地涼くんも
長谷川博己くんも
思ったとおり何の心配もなく見ていられた。
あれはネオン管なんですかね。。。
やたら派手でクリスマスかよ。。みたいなね。。。
別にあんな派手じゃなくても。。。みたいな。。ね。。
特に効果的って感じもしなかった。。
蜷川さんさ。。
ものすごい勢いで仕事こなしてらっしゃるが。
なんか最近は一本一本が雑な気がしてさ。。。
年に11本なんて異常すぎる。
もっと少なくていいからさ。
一つ一つの仕事を大事にしてくれたほうがいい。。