美しい顔に変身させたことで自信をつけた医者が
やってくる患者を次々に同じ顔に変えてしまって
レッテ(
山内圭哉さん)と同じ顔が何十人もできあがって・・・
「ぼくはだれだ?」
「ぼくはぼくだ」
「きみはぼくか?」
アイデンティティーの崩壊みたいな話なんでしょうが。。
正直、後半やたら眠かった。
ていうか整形後ね。
哲学的というかなんというか。
上演時間1時間15分の作品で眠くなるとは思いませんでした。。
とはいえ、演出的には面白いと思ったですよ。
かくかくっとしたセットもなかなか面白いし、
オペ中の字幕も面白かったし、
衣装もストリートパフォーマーみたいで面白かったし。
僧正は可愛かったし。
入江雅人さんも上手かったし。
斉藤工くんも背が高くて声がいいし。
そんな中、紅一点の
内山理名さんがなぁ。。。
発声を変えなきゃ後ろまで届かないよ。。
コーディリアのときよりは自然になってはいたけどね。
声が割れるのもなんとかしなくちゃ舞台は難しい。。
ラストのレッテとカールマンの会話ね、
あそこが一番重要なんだと思うんですけど。。
あそこが一番眠かったんですな。。
哲学的すぎる会話についていけませんでした。。
あそこにも字幕欲しかったかも。。