全体的に曲がキレイだけど、音量調節が雑。
生オケというか生バンドなんだけど
もうちょっと抑えたほうが良かったんではなかろうか。
まだ地方もあるようなので…以下ネタバレありかもです。
主役のジョナサンは
山本耕史くん。
子役からやってる人なんで芝居は上手い。
歌は高音は響いてくるけど、低音はイマイチ。
意外と音域狭いのかな?
それはいいんだけど、高音で声を張りすぎるのはどーだろー…
バラード系の時は感情のせて歌うから気にならなかったのに
ロック系になるとギターの音に負けて歌詞が不鮮明。
どうやら活舌が悪いらしい…
三人で歌うときも里菜ちゃんとゲイリーの声に押されっぱなし。
ま、二人はシンガーですから…仕方ないか。
歌はともかく、ジョンの人となりは伝わってきたんでOK。
ジョンの恋人スーザンに
愛内里菜ちゃん。
初舞台&初ミュージカル。
シンガーですからかなり癖はあるにしても歌は上手い。
芝居もスーザン以外に何役もあるんですが、
若い女の子役が似たような感じになるのはご愛嬌として。
けっこうイケルんじゃないの?
歌と同じく癖の強い台詞回しですが
この癖が個性になってきたらミュージカル女優でいけそうな感じ。
彼女の芝居を見ながら
モーツァルト!のコンスタンツェにいいかもしれない!
などと妄想してしまった^^;
ジョンの親友マイケルは
ゲイリー・アドキンスさん。
プロのシンガーだそうです。いい声してます。
日本語は流暢ではないそうなんで、かなり苦労したんでしょうな。
ゲイリーも何役かこなしてたし。。。
楽では台詞間違えて山本君にツッコまれてましたけど
笑顔がチャーミングだったから許~す^^
マイケルがなぜ俳優の道を捨てたのか。
辛い現実を抱えたマイケルがジョンに真実を話す時…
泣けました。

実はあまり期待してなかったんですけど
意外、と言ってはなんですが、けっこう満足して劇場を後にしました。