まずジャン・ミッシェル。
山崎育三郎くんは歌も芝居もイケてる。
それはマリウスでも確認済みなんだけど。。
ジャン・ミッシェルにはそれに加えて華みたいなもんが必要なのじゃな。。
舞台上ではアンヌ一筋でいいんだけど
けっこう遊び人って設定だし、
なによりジョルジュの実の息子なんだし。
出てはこないけどあの母親の血も受け継いでるんだし。
単なる真面目なボンボンじゃダメなんだわ。。
吉野圭吾さんは今も昔も
今の山崎くんよりは歌えないかもしれないけど
派手さはあったよなぁ。。。
んで、アンヌ。
清純な感じは
島谷ひとみさんにもある。
でもアンヌにはソロの歌がないからシンガー系がやる役じゃない。
むしろダンサー系の人がやる役なんだよね。。
最初にくるくるっと出てきてジャン・ミッシェルに絡んでいく。
あそこでアンヌのキャラをバン!と印象付けないとね。。
島谷さんは動きが鈍いので
アンヌが鈍臭く見えちゃうんだな。。
風花舞さんはくるくるくるっと軽やかに出てきて
アンヌ可愛いじゃ~ん!だったんだよね。
最後の衣装も島谷さんに似合わない。。
白&ピンク系の燕尾服みたいな。
動きの鈍さもあって重苦しい。。
風花さんの時は総スパンのレオタードで羽根もついてたと思う。。
さすが元宝塚トップ娘役、似合ってたしすげー可愛かった。
なんであれじゃダメなんだろ。。そっちのほうがいいと思うけどなぁ。。
香寿たつきさんのジャックリーヌ。
声が効き過ぎて軽さがない。。。
アルバンを強引に歌わせようとするとこもねぇ。。
例えていうならマギー・スミスに促される感じ。。
できればキャメロン・ディアスみたいな感じが欲しいんだなぁ。。
衣装も髪形も変だし。。似合わないよ、あれ。
そもそもわざわざ香寿さんにやらせるほどの役じゃないし。。
市村正親さんのアルバンはめっちゃ上手いわけじゃない。
キャラで押す感じでやってるけど
まあそれはそれでいいんだな~とは思う。。
ジョルジュ。
岡田眞澄さんのジョルジュはめっちゃダンディで確実にホモだった。。
なので
鹿賀丈史さんと聞いたときは心配だったんだけど。
これはこれでイケてる。
「ホモです!」と断言された時に納得しちゃったんでね。。(笑)
ダンドン夫妻はご主人が瑳川哲朗さんから若返って
今井清隆さん。
堅物親父のヒゲ面女装は面白かったです、はい。
奥さんの
森公美子さん、マダム・テナルディエよりこっちのほうがいい。
基本コメディ向きの人だし、
なぜかこっちではやりすぎるってことがないんだもん。
2回めもあるのでカジェルや他の人たちについてはその時に。
まあ、できれば何も考えずに
ノーテンキに楽しむ態勢で観るのが一番いいんだけど。。
それもけっこう難しいね。。