基本的な流れは「笑の大学」を踏襲している。。流れはね。。
細かい部分で文化的な違いによる変更あり。
今川焼き→チョコ
金色夜叉→ヘンリー5世
警察官→軍人
などなど。。。
全体的には英国版のほうがシュールでリアルかな。
日本版の検閲官に比べて、私生活の部分に食い込んで描かれてる。
長男はすでに戦死、次男も作家と話してる最中に戦死の報が。。。
検閲官のいる建物にも敵の攻撃が迫ってて。
日本版の検閲官の部屋は密室っぽかったけど
英国版では大きな窓があってね。テラスかな。。
芝居が始まったときは、そこから太陽光が燦々と降り注いでるんだけど
日が経つにつれて、窓の外に土嚢が積まれていくのね。
大砲の音もどんどん近付いてきたりして。。
ラストに作家が召集されるのは同じだけど
英国版では残された検閲官が建物への砲撃の中、
作家が置いていった台本を読みながら笑うんだよね。。で、幕。
日本版は二人で笑いながら台本を語るで幕なわけですが。
この終り方には賛否両論ありましょうが、
ここまでシュール&リアルできてるからこれでいいのではないかと。。
日本版だと戦争が終わったら、二人が生きて再会する気がするのに
英国版は二人とも、少なくとも検閲官はこの後死んじゃうんだろう。。
だから「ラストラフ」。。。
三谷さんの原案を元に新たに作られた別物だと思うです。。
心配だった字幕も、けっこうリアルタイムで読めたし
簡単な英語なら字幕見なくて済んだし。よかったよかった。
二人かと思ってた出演者が三人で、あれ?だったけど
リアリティ重視なら当然かなぁ。。。
映画Ver.の高橋昌也さんに近い役どころでした。
やっぱ外国の俳優さんはちょっとした動きや表情が洗練されてますなぁ。。
三人目の俳優さんも然り。。
カーテンコールでマーティンさんの口が「Thank you」と言っていた。
ロジャーさんの表情も緩んでた。
面白かったよ~
投げ売りとか文句言ってごめんなさい。。。