パンフによるとジョルジュ・スーラが一番若いみたい。。。
享年32とは。。。若くしてお亡くなりに。。。
これを演じた
中井貴一さんはたしか段田さんと二人芝居やってたな。。。
観れなかったけど。。
芝居上手いとは思ってたけど
セリフの間がすっごくよくてね~。。
あんなにコメディシーンが上手いとはびっくりだ。。。
当然シリアスもイケるしね。
二幕冒頭、三谷氏を軽く睨んでるとこから
スーッと自然に芝居に入っていくとこなんざ
かなり感心しちゃったよ。。。
南の島に住んでたエピが有名なポール・ゴーギャンは
4人の中では一番年上だそうな。。
実際ゴーギャンが放浪生活してたってんで
この芝居のゴーギャンもちょっと野生的なキャラに。。
生では観てないけど、テレビで観た
「オケピ!」のトランペッターに近い役作りでしたかね~
寺脇康文さんのゴーギャンは。
軽いノリも真面目なノリもいかにも寺脇さんらしい。。
けどゴーギャンらしくもあるってのが不思議。。。
フランスなのにマラカスも何故か違和感なく。。
ていうか。。ゴーギャンはバイって解釈でいいのかしら。。。^^;

クロード・エミール・シュフネッケルは画家としては大成しなかった人。
他の3人が後世に残る画家なだけに
可哀想な役回りだけど
相島一之さんは哀れな演技も上手いんだよなぁ。。。
スーラ、ゴッホ、ゴーギャンがアトリエを去って
残されたシュフネッケルが淋しそうで可哀想で。。。
切なかったなぁ。。
でも相島さん、タイトルロールだったんだ。。
フィンセント・ファン・ゴッホを知らない人はいないでしょうね。
自分の耳を切り落としたことも有名だし
そういう意味ではちょっとエキセントリックなイメージの人。
生瀬勝久さんのゴッホは
時期的にそこまで変人度は濃くなかったかな。
神経質な面も表現してましたけどね。。
天才と変人は紙一重。。。
そんな言葉が自然と浮かんでくるゴッホでした。

モデルとしてやってくるルイーズ。
この芝居は年老いて歌手やってるルイーズの回顧録の形なので
随所で
堀内敬子さんの歌が聞けたりする^^
ちょっと四季系歌唱に戻ってた気がしないでもないけど
相変わらずいい声してるから得した気分。。^^
気は強いけど人の心の痛みもわかる優しくて可愛い女。
デカくて個性派揃いの男たちの中で
敬子さんはしっかり存在感示してる。
ラストは初めてアトリエに集まった時の
希望にあふれる画家たちの楽しそうな会話。
映画『スリーパーズ』でもこんなラストだったような。。。
ま、いいけど。。。
なにはともあれ、頑張ってチケット取ってよかった!
余談。
客席が豪華だったな~
市川染五郎夫妻、染様の隣に小日向文世さん。
同じ列に升毅さん。
ロビーで奥山佳恵さんに遭遇。
これまたロビーで歓談してる
甲本雅博さんと大人計画の正名僕蔵さんに遭遇。
染様と升さんがオトコマエだった。。。