スズカツさん、芝居の始まる前♪スタンド・バイ・ミー使うの
そろそろやめたらどうだろう。。
そこらへんにも演出プランの枯渇が垣間見えちゃってるし。
あとさ~、1・2幕と3幕の雰囲気が変わりすぎ。。。
まったく別の芝居が始まったのかと思ったよ。。。
そりゃね、1・2幕の愛憎のもつれ系と3幕の家族の絆系、
雰囲気変えたいのはわかりますよ。
けどさ、1・2幕のスタイリッシュな感じ(のつもりだろう…)に比べて
3幕のチープ…つかもうビンボくさいの、あれはないだろう・・・
ゲイの人があんなセンスのない家具置かないよ。。。
どっかの粗大ゴミ拾ってきたみたいだったよ。。。
壁も安っぽいし。
それに。SEX描写がリアルすぎ。
あんなにリアルだとひくって。。。
まんま描写してどうするよ。。。
客の想像力にまかせた巧みな演出ってあるじゃん。
そこが演出家の腕の見せ所ってもんじゃんか。
あ~、スズカツさんへの絨毯爆撃になってきた。。。やめよ。。
出演者は良かったですよ。
篠井英介さん。
細~い。「ラ・カージュ・オ・フォール」のザザやって欲しい。
ゲイの悲哀とおちゃめな感じが程よくミックスされてて
可愛らしいアーノルドでした。
バイセクシャル、エドの
橋本さとしさん。
あっち行ったりこっち行ったり勝手なヤツだけど、
こちらもなんとなく愛らしい。
ジャン・バルジャン、絶対観るぞー。
ローレルの
奥貫薫さんは発声に無理があったなぁ…
芝居的には悪くないけど、あんまりアメリカ人ぽくなかったし…
前に紀伊國屋ホールのロビーでお見かけした奥貫さんは
そりゃもう可愛かったんだけど、舞台で観るとあまり魅力を感じなかった…
何故だろう…顔が小さすぎるのかな。。。
アーノルドの母上は
木内みどりさん。
よく映画なんかでみる田舎のお母さんて感じで
息子のゲイは認めるけど、でもね…みたいな頭固い部分もありーの
息子に対する愛情もありーのでリアルなママでした。
アーノルドの恋人アランは
長谷川博己さん。
ちょっとインテリ系でエキセントリックな雰囲気もあって
繊細なゲイって感じかな。
声や持ち味が井上芳雄くんに似てた。
アーノルドが養子にするディビッドに
黒田勇樹くん。
この人、子役の頃からあんまし変わらないなぁ。
普通の発声のように聞こえるけど、ちゃんと通ってたし
やっぱり上手い人なんだなぁ。。
エミ・エレオノーラさんがピアノ&ソング。
歌上手いんだかなんだかよくわかんなかった。
女性にしてはかなり低い声で、ファッションは…ゴスロリ系っての?
不思議な雰囲気のある人で、でも浮いてる感じはしなかったかな。
DJとして声だけの出演で
池田成志さんの名前が。
いつも聞いてる声と違ってて、パンフ見なきゃ気づかなかったと思う。。。
スズカツさん。。。自分のポリシーへのこだわりより
作品世界へのこだわりを重視しようよ。。。