コゼットの河野さんはちと地味ながら芝居が上手い。
育ててくれたジャン・バルジャンに感謝だけでなく、娘としての愛情もちゃんとあることがわかる。
マリウスと恋に落ちる過程も意外と細かい芝居をしてる。
臨終間際のジャン・バルジャンとのやりとりも泣ける。
ファンテーヌがねー・・・井料さん、下手ってわけじゃないけど・・・
声も歌い方も劇団四季の保坂千寿さんにそっくりすぎる。
妙なビブラートは保坂さんより激しいくらい。
あれは保坂さんだから許されるんじゃないかなぁ・・・。
四季時代盗んだのか、元々こうなのか知らないけど
ファンテーヌという役に似合わない歌い方だから気になってしょうがない。
自分的には×なファンテーヌでした。
藤岡さんのマリウスは可もなく不可もなく。
オイシイ役なのに印象に残らない。
下手ではないんですけどねー なんでだろ?
テナルディエとその妻。佐藤さんも田中さんも風貌からしてぴったりの役。
金に執着するテナルディエ夫婦をあまり嫌味になりすぎずに見せてくれた。
小悪党ぶりがハマってます。
佐藤さんはあのワハハ本舗の座長だから必要以上に重くならないんでしょうね。
田中さん、ちょっと痩せましたかねー?
リトルコゼットイジメは怖かったですけど、夫同様、軽い感じで歌も軽快。
アイ・ガット・マーマンがまた観たい。
アンジョルラスの岸さんも藤岡さんと同じで薄い。
砦の上に登らないと全く目立たず。
逆さ吊りで一番目立つんじゃ情けない。
アンサンブルはキンキン声の人が一人いて、耳障りだった以外はお見事。
子役たちのけなげな頑張りにも拍手。
不満もあったけど、まあまあって感じかなー(⌒‐⌒;)
でも・・・やっぱり昔を懐かしんでしまった・・・